知っておこう！解体工事に関する法律

こんにちは！福岡市を拠点とし、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県各地で土木工事や解体工事を中心に手掛けている株式会社早良ワークです。
土木工事は、インフラの整備に欠かせない工事であり、解体工事は空き家対策などで高い需要のある工事です。
では、解体工事に関する法律にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、解体工事に関する法律についてご紹介します。

建築基準法

建築基準法とは、建築物の敷地や設備、構造や用途についての最低基準を定めた法律です。
これは国民の生命や健康、財産の保護のために必要とされて定められた法律であり、この前身となった法律は市街地建築物法というものです。
命や財産のために定められているものの内訳としては、採光や換気設備、トイレや防火設備、耐震基準や屋根、外壁や電気設備などが挙げられます。
建ぺい率や容積率などの建物を、敷地にどの程度建設することが可能かを決めているのもこの法律です。

廃棄物処理法

廃棄物処理法とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の俗称です。
これは廃棄物の排出抑制や適切な分別、保管、収集、運搬、再生、処分などの処理により、生活環境を保全することを目的とした法律です。
廃棄物処理法を徹底することは、環境を守ることはもちろん、産業を支えることにもつながります。
もし、不法投棄や焼却施設以外の場所において焼却といった違反行為をしてしまった場合、罰金や懲役刑になってしまう恐れがあるため、正しい廃棄方法を確認しておくようにしましょう。

建設リサイクル法・アスベスト対策関連法

建設リサイクル法とは、廃材の適切な処理や再資源家を促すための法律です。
新築や増築、改修や解体工事も含んだ一定規模以上の建設工事において適用され、特定の建設資材を用いた建設工事を行う際は、資材ごとに分別解体と再資源化を行わなければなりません。
特定の建設資材とは、コンクリートや木材、アスファルトの他にもプレキャスト鉄筋コンクリートなども含みます。
また、アスベスト対策関連法とは国民の生命や健康、財産の保護を図ることを目的として、建築の際に吹き付けアスベストなどの使用を禁止することを定めたものです。

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